こずえレディースクリニック 院長ブログ:東京都目黒区祐天寺駅近く女性外来・心療内科「こずえレディースクリニック」布施梢院長ブログ

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心と色彩

最近、街を歩いている人に黒ずくめのファッションが多くなっています。景気が悪いと黒がはやるといわれていますよネ。数年前までは明るいきれいな色が主流だったのに、昨年からぐっとブラックカラーがのしてきてアクセントカラーに紫色を使うといった感じです。黒はインパクトが強いのにそれを選ぶ時の心境は、弱気になっている自分が安易に強さを求めている様な気がしませんか?

黒は私も大好きです。身につけていると自信が出ますし、誰にでも似合います。ところが皆が黒を身にまとっていれば、街の色どりは失われてなんだか陰気なムードが漂います。それだけで外出するのがイヤになちゃう気がするわ。ブラック着用禁止令なんかを設けて、冠婚葬祭のみ公にはOKで、着たい人は家庭内で着用してください、ということにならないかしら。常に黒じゃなきゃイヤという人は、江戸で流行ったように裏地につかうようにすればどうですか?

紫色もこの数年の流行色ですが、これにもはやるわけがありそう。紫は赤と青のミックスだから赤のエネルギシュさと青の沈着冷静さの相反する性質を秘めているので、よくいえば調和がとれているし、悪く言えばつかみどころがないということです。心を見せずに人間関係を築こうとするにはもってこいではありませんか。

私もまたまた紫色が大好きです。セーターやバックに使っています。なぜかこの色を身につけると嘘をついている心地がしてうれしくなります。でも家の中でこの色は使えません。他人には嘘をつけても自分には無理だからでしょう。ところでせっかくだからこの「紫の法則」を利用しませんか?

かなりその気はあるがまだ本心は見せたくない時、、たとえば大きな買い物とか彼を落としたいときはまず薄めの紫ね。エネルギーを注ぐときは赤を強くして、やや引き気味にするには青を多くしたりして最終的に安定させるのは黒を入れるのよ。イヤな上司がいる職場で雰囲気をよくするにも使えそう。紫のトルコキキョウの花を机に置いてみてはいかが。

さてカラーで心がコントロールできるほど人は甘くないわよね。それは十分承知です。でもやってみようとする気持ちが、現在行きずまっていることの突破口になることもあると思う。自分なりのお助け方法をたくさん持っているとちょっと楽かしら。

 

2008年12月23日