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過食とダイエット(その3)
自分のペースで食事をとるにはどうすればよいかの答えは2つです。①自分で食事を作り、または用意してそれのみを食べる。②用意された食事から自分の分のみ取り分けて食べる。私は簡単な②を選択しました。大皿に大盛りにして食卓に出したい母は、私が自分の分を取り分けているのを情けなさそうに見ていましたが、反対はしませんでした。そして先に食べ終えてしまう私は、家族の団らんに水を差すのも気にせず席を立つことにしました。今までの90%ぐらいの食事量にしたので食後に物足りない感じで落ち着きません。そこで、紅茶に甘味を加えて1杯飲むと安定しました。これで摂取カロリーを10~15%抑えることができ、高校1年生の4月から夏休み前までに2キログラム体重がおちました。
しかし、問題は学生時代の夏休みに必発する激肥りにありました。暑さに弱くクーラーにも弱いので、家でゴロゴロしながら、夏期限定の西瓜やカキ氷、アイスクリーム、トウモロコシなどをあるだけ全部、食間につめこんで無茶食いしました。その年は食事を減らした分のつけが回ってしまいかなりの摂取カロリーで、完全なリバウンドでした。結果、9月の新学期には丸い顔がさらに腫れて、腕も足もムッチリとなり、スカートのボタンがはじける悲惨な状況に陥りました。級友たちの私に注がれる驚きのまなざしに屈辱でキレそうでした。ところが、この大きな『恥』の意識を若年で持てたことがその後のダイエット人生にとても幸運に働きました。次の夏休みはもちろんのこと、体重が変化するような出来事があれば、高1の屈辱体験を思い出すとかなりのことは乗り越えられました。恥をかくというのは、次の恥をかかないために必要なことだと理解しました。
しかし生きるというのは大変で、 秋になりうすら寒い日が続くと空腹感が増してきて今までの食事量では我慢できなくなりました。ゆったりした洋服を好んで着ていたせいもあり、あの日の屈辱が薄れていきそうでした。そこで食間~食前にマグカップ1杯の熱いミルク紅茶とビスケット3枚(またはクラッカー4枚、またはせんべい2枚)を食べることにしました。空腹時に熱い飲み物を多めにとることがミソです。インスリンの分泌と代謝の促進に影響するのですが、当時の私はもちろん知らずにやっていました。寒さが厳しくなると、体温を維持するために体に必要なカロリーが増えるので、食事量を変えなければその分痩せてくるはずです。それに、年末は大掃除とか買い物とかでよけいに動くこともあり、なんとか順調に痩せてきました。そして大変なお正月を迎えたのです。
2008年04月09日