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過食とダイエット(その2)
過食は医学大辞典(医学書院)で調べると多食症で記載されています。食欲が異常に亢進し、大量の食物を摂取する状態とあります。食欲は視床下部腹内側核の満腹中枢と外側核の空腹中枢とのバランスによって調節されています。これらの食欲中枢に対し神経情報のほかに血中のグルコース、インスリン、遊離脂肪酸などが影響を与えると記されています。
この空腹中枢が興奮するとそのインパルスが空腹感や食欲を引き起こして摂食行動をとるらしいのです。
ところが過食症の患者さんは空腹でないのに、さらにまた食べてしまうのです。どうも上記以外に、摂食行動を起こさせる精神的な要因があるらしいのです。文献的にもセロトニンと摂食量には関係があるされていますが、まだ明確なことはわかっていません。
さて、私の家族の食欲について述べてみましょう。私たち3姉妹は幼児期、食欲は普通でしたが、その後食物の嗜好が違ってきました。長女の私はすごい甘党で、三女は辛党ですが次女は甘辛両党です。ゆえに次女は長女と三女の両方につきあい摂取カロリーは1.4倍ぐらいになりました。母は甘党で家には甘い物しかなかったので、小学校まで長女と次女は同じ食生活でしたから体型もほとんど同じでした。しかしお小遣いが使えるようになると、次女は好みの幅を広げてゆき、自分で買っても食べるようになり、それに比例して体重も増えてゆきました。三女はというと好きなものが家にないことが多く、ケチでもあり、買い食いは全くしなかったのでガリガリに痩せていました。
家の食卓は、母と次女の食欲により、父がいれば彼も加わり、彼らの箸の活発な動きとスピードでかなりのにぎわいがありました。それに遅れまいと私の箸も動き、氣づくと食事量が増えています。私は食欲がないにもかかわらず、なぜ食べてしまうのか不思議でした。
食欲が異常か否かを判断する基準ははっきりしていませんが、私の体重増加は食べ過ぎによるもので、過食症ではないと思われます。なぜならムードに流されて食べているのであって、家族の食事が済んでからは一人で食べることがないからです。
そこで、私のダイエットの第1目標は、自分のペースで食事をとることにありました。
2008年03月20日